昆布とは海で育つ藻、海藻の仲間です。「海草」と「海藻」読み方は同じですが海草は海中で花を咲かせ種子によって繁殖し海中で一生を過ごすアマモなどの海産種子植物のことをいいます。一方海藻は、海で生活する藻類のことで、昆布は「海藻」に属します。

海藻は胞子によって繁殖します。海藻の根は栄養吸収のためではなく、岩に固着するためのものです。栄養を土から根によって吸収していないということです。（ということは栄養を光合成によって作り出しているのでしょうか？このあたりはまた調べてみたいと思います）

海藻は葉色によって緑藻・褐藻・紅藻の3種類に分けられます。世界に約2万種の海藻類があるといわれ、食用にされるのは昆布に代表される褐藻に多く、全部で約50種程度といわれています。

参考文献：日本昆布協会ホームページ　https://kombu.or.jp/